追悼 岡田繁幸氏 そして3頭の「恒例のダービー候補」
マイネルレコルト (チーフベアハート×ミヤギミノル BMS:タイテエム)
募集価格:1500万 1/100口 2002年産 美浦 堀井厩舎
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「マイネル軍団」でお馴染みであった、BRF代表の岡田繁幸氏が19日にお亡くなりになりました。
管理人も岡田氏については色々と思うところもありながらも、最も好きなホースマンでした。
「ダービーを目標」と掲げて、38頭の馬をダービーに送り込みましたが、残念ながら達成することはできませんでした。ここ最近はノーザンFの馬にはかなわないという感じでトーンも低くなっていましたが、かつては毎年のようにBRFの「ダービー候補」で吹きまくっていたのを忘れることができません。出資馬としては朝日杯FS勝馬のマイネルレコルトがダービー5着という成績でした。この年はディープインパクトという化け物がいて、どうやったらディープインパクトに勝てるのか? という、乗り方をしてレースに挑んでいました。今から考えるとどうやっても無理だったわけですが、デープインパクトがいなければ、陣営も違う作戦で挑んでいたはずで、着順ももっと上になっていたと思います。
BRFに何度かお伺いさせていただいたことがありますが、毎回ではありませんがお話させていただいたこともあります。期待している馬だと、凄くたくさんお話していただけました。
上にも書きましたが、毎年BRFの1番馬とみなされる馬を「ダービー候補」として吹いていたことも懐かしく思われます。世間では、また「言っているよ」という感じで、やや冷ややかに見られてたりもしましたが、愛馬が「ダービー候補」と言われるとやっぱりうれしく思っていました。
そして、岡田氏が毎年あげる「ダービー候補」に3頭の出資馬がリストアップされました。朝日杯FS(G1)と新潟2歳Sを勝利したマイネルレコルト、それ以外にもマイネルエクレウス、マイネルヴォーダンと3頭の愛馬をあげてもらいました。(こちらのリストに乗ると特別メニューの育成となって、逆に力を発揮できない馬の方が多かったりするので、そっとして欲しいと思ったりもしました。)
募集写真
デビュー前
マイネルエクレウス (ロージズインメイ×マイネエストレア BMS:スターオブコジーン)
募集価格:1500万 1/100口 2009年産 美浦 畠山重厩舎
マイネルエクレウスはグリーンチャンネルで「ダービー候補」と吹きまくってくれたおかげで、期待感だけは過去最高に盛り上がりました。結局は1勝馬で終わってしまいましたが、確かにデビュー前の調教だけは凄まじいものがありました。成長写真も確かに凄かったんですよね。あの時のデビュー戦は、わざわざ松岡騎手が札幌まで騎乗してくれることになっていたのですが、落馬によって、たんないさんに乗り代わりという痛恨の出来事がありました。もちろん、6着に負けてしまって、その後勝ち上がるまでに時間と体力を消耗してしまって悪いループに陥ってしまいました。勿体ない馬ではありました。
募集写真
マイネルヴォーダン (カネヒキリ×リンガスマドンナ BMS:トウショウボーイ)
募集価格:1300万 1/100口 2012年産 美浦 伊藤圭三厩舎
マイネルエクレウスのショックも言えないタイミングでしたが、またまた「ダービー候補」が愛馬の中からチョイスされてしまいました。マイネルヴォーダンです。マイネルヴォーダンは父がカネヒキリだったので、さすがに冗談かと思いましたが、いたるところで吹いていただいたおかげで期待値は結構上げてもらいました。こちらも結局3勝どまりでしたが、障害のOPで活躍と楽しませてもらいました。
できれば、もう一度「ダービー候補」に出資したいと思っていましたが、その後はなかなか難しかったです。ただある時期より以降は、そもそも「ダービー候補」は個人所有になっていましたし、クラブに入れていなかったようにも思えるところは残念なところではありました。
管理人の出資馬への影響も当然ながら岡田氏の影響を受けまくっています。
コストパフォーマンスも重視しますし、馬体の見方についても募集写真を重視するところも同じくです。
当時は、立ち姿をスタッフにたくさん集めさせて、立ち姿の素晴らしい馬を求めて、その後牧場に見に回っていたと聞いています。
「プロのホースマンでも立ち姿を重視するんだな」と強く思った記憶があります。
最初はどの馬も同じように見えましたが、徐々に一枚の写真から膨大なデータを読めるようになってきました。(正解かどうかは走ってみないと判りませんが血統以外のファクターも大きいことは間違いないと思っています。)
そして、マイネルとウインが別々の方向に向いていくようで、個人的にはマイネルは退会してウインで続けていく予定です。
ウインの方は、昔のよき時代のラフィアンに似ています。全体のレベルはまだ高くは無いですが、クラブに一番良い馬を入れていますし、中央で通用しない馬でも地方で活躍できるのであれば、地方に入れるなど会員目線でのクラブ運営をしています。(実は、「JRAで力の発揮できなかった馬でも素質のある馬は地方で走らせたい」と繁之氏もかつてはなんども言葉にしていました。残念ながらラフィアンでは実現していませんでした。)
是非とも、ウインには、この会員目線の流れを継続してもらいたいです。
そして、繁幸氏の届かなかった「ダービー制覇」をウインで達成してもらいたいです。(これはホント難しい、ノーザンFのすべての馬のその上の馬じゃないと達成できないですからね。社台Fやノースヒルズもありますし)
そこに挑戦できる馬に出資できれば最高なんですけどね。
岡田繁幸さん いろいろと楽しませてもらってありがとうございます。安らかにお眠りください。
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