2022 　ウイン募集馬新規検討⑤ 2次募集 牡馬

2022年11月14日

ウインの2次募集が始まりました。

個人的には1次募集で決めたかったのですが、ウインティアラの21が抽選漏れとなってしまっため2次募集で選ぶか1次募集の残り物から選ぶかという所になってしまいました。皆さんご存じの通り、ウインの2次募集はあんまり走っていません。

特に5歳以下に限るとCVF以外の生産馬は壊滅と言っても良いくらいです。社長の相馬眼がイマイチなのは明白なのですが、1000万円以下で外から買ってくる馬では太刀打ちできなくなっているというのもあると思います。因みに、昨年の2次募集はまだ1頭も勝ち上がっていません。すぐに勝ち上がれそうな馬も今のところいない感じです。

そんな厳しい状況の2次募集ですから、当たりを引くのは結構難しいと思っています。その辺りを踏まえながら見ていく必要がありそうです。

シンボリバークの21　(ドレフォン×シンボリバーグ BMS:ダイワメジャー)
募集価格:3200万　400口　牡馬　栗東　西園厩舎

セレクションセールで2530万で購入している馬なので、結構なお値段なのですが、このくらいの値段だと走る可能性はありそうです。母のシンボリバーグは藤沢和厩舎に所属していて、デビュー勝のあと500万下を2つ勝っています。藤沢厩舎に所属するくらいなので、シンボリ牧場も期待の一頭だったのでしょう。そこにドレフォンなので血統的には全く悪くないです。馬体は母父のダイワメジャーが良く出ている感じがします。厩舎も西園厩舎なのでクラブの期待値もMAXなのでしょう。芝・ダートのマイルというところでしょうか。募集写真は角度が悪くてバランスが良くなく写っていますが、実際はトモの容量も多い(セリ写真より)です。動画での踏み込みも強く、可動域がかなり広いので、これは流石に走ってくるのではないかと見ています。問題はお値段だけで、個人的には4口か3口か行きたいのですが、この時期に32万は出せない感じです。32万出すのであれば1次募集でゴールドシップ産駒に出資しています。収支をあまり考えないのであれば、2次募集では本馬で決まりでは無いでしょうか。

 

スイートマトルーフの21　(ストロングリターン× BMS:スペシャルウィーク)
募集価格:1800万　400口　牡馬　美浦　相沢厩舎

北海道サマーセールで990万で購入しています。価格的には食指が動きます。母父スペシャルウィークには好感持てます。ただストロングリターンは微妙ですね。ストロングリターンなのでこの価格とも言えます。ストロングリターンの所牡馬成績はイマイチで、総賞金が1億超えている馬はたったの1頭しかいません。種牡馬生活も2015年産からいるので、ここからの上がり目もあまり期待できません。ただ、上位5頭の中に2頭もCVFが馬主となっている馬がいます。しかもCVF生産ではありません。もしかすると社長の見分けるのが得意な種牡馬なのかもしれません。そういった意味ではちょっと期待できます。ただしストロングリターン産駒からは重賞で活躍する馬は皆無なので、大物候補にはならないでしょう。兄弟にトーホウバロンがいるのですが、実は中央での勝鞍はトーホウバロンのみです。母が5勝もしているので、最初の頃の産駒はかなりの高額で取引されていましたがトーホウバロン以外はさっぱりでした。馬体は特別良くも見せていませんが、悪くも無い感じです。芝のマイル以上で走れそうな点は魅力があります。個人的には消去法で出資候補になっていますが・・・。

ポートドラルーンの21　(ゴールドアクター× BMS:チチカステナンゴ)
募集価格:1700万　400口　牡馬　美浦　栗田徹厩舎

サマーセールで880万で購入してきている馬です。馬体は特に目立つところも無いですが、悪いところも無い感じです。ゴールドアクターは現2歳馬がスタートですが、現時点では中央の勝馬はいません。母も未勝利で、兄弟も中央の勝馬がいなくて880万ということは、社長目線では、よっぽど馬が良いというなのでしょう。ただ、馬体写真からはその凄さは伝わってこないんですが。流石にここまで強調する所が無い馬はちょっと避けたいところです。血統関係なく、評価されているはずなのできっと良い馬なんだろうとは推測されますがスルーしようと思っています。ここ数年、中央レベルではない血統の馬を大量に募集かけているのですが、ここ最近はことごとく走っていません。

個人的には社台で牝馬に出資しているので、ここは牡馬にこだわりたいと思っています。