ウインラザンツ 第3戦 (未勝利) 距離短縮で前進できるか?

ウインラザンツ (アジアエクスプレス×マイネカプリース BMS:タヤスツヨシ)
募集価格:1700万 3/400口 2歳 美浦 畠山吉厩舎



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2021年4月29日(木)
今週の出走も視野に入っているウインラザンツは、昨日坂路にて追い切りがかけられました。柴田大騎手が騎乗し、前に3歳未勝利ウインチェレステを置き、1馬身半ほど後ろからスタートします。前半は馬なりで前に近づくと、後半は並ぶ間もなく相手を抜き去り、そこから1頭になりましたが、ジョッキーのアクションにしっかりと応えて、最後まで脚を伸ばしています。時計は4F52秒6、ラスト1F12秒4でした。
畠山吉調教師は「今回も併せ馬にはなりませんでしたが、前に古馬の2頭がいたため、それを目標に最後までしっかりと走れました。この中間からブリンカーを着けてみたのですが、その効果もあったようです。本番もブリンカー着用でいきます。大知も『先週とは動きが一変しました』と話していたように、やっと走るスイッチが入ってきたようです。ここまでビシビシとやってきて中身もできていますし、これなら今週使ってもいいでしょう」と今週の出走を決めていました。
続けて、「以前はまだ気持ちが入らずフワフワしているところがあり、それで長めの距離を選択していました。ブリンカーも着けて気が入るようになると、適性という意味では血統面からも短いところになってきそうな感じはあります。それでも、とりあえず今回は1600mを使って、そこでどういう競馬を見せてくれるかですね」と距離適性を探っていました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の東京土曜1Rダート1600mに柴田大騎手で出走が確定しています。~ウインHP~

この世代、最後の未勝利馬のウインラザンツが出走となります。

ウインラザンツが勝ち上がってくれると、2世代連続の全馬勝ち上がりが達成となります。

4頭とは言え、全馬勝ち上がりはなかなか達成することができないので、なんとか達成してもらいたいと期待しています。

世代の全馬勝ち上がりは3回達成しているのですが、2年連続となると初めてですし、こんなチャンスはなかなか無いと思います。

ほぼ絶望していたウインアルバローズが勝ち上がっているのが大きいです。

そして、ウインラザンツに関しては、ちょうど一年前にトリ脚となって一番大事な時期に5か月程もまともに調教が出来ない時期があったため、乗り込み不足のままデビューしていました。

デビュー後もソエを発症してお休みしてしまいました。おそらく、トリ脚の影響があって大事な時期に乗り込んでいなかったため、デビューした後のタイミングでソエが出てしまったのだと思います。

なので、今回はようやく初めて良い状態で出走できることになりそうです。

今回も入厩してからは全く良い調教タイムが出なくて、10日競馬を基本としているウインとしては復帰レースも遅くなってしまいましたが、畠山先生がしっかりと時間をかけて調整してくれているのは大きいと思います。

結果はうまく出るかは分かりませんが、入厩時の状況で出走させてしまうと、その後もズルズルと行く可能性が高くまずいなと思っていました。でも、調子が上がるまで待ってくれたのは素晴らしい判断だったと思います。

JKも今回は、たんないさんから柴田大知騎手に変更となっています。

デビュー戦、2戦目を見る限り、たんないさんとは手があっていないなという印象は持っていました。

なので、柴田大知騎手への乗り代わりは歓迎です。

柴田大知騎手の出資馬での成績は51戦3勝とイマイチなのですが、最後に騎乗してもらったのがウインアイルビータの2勝目で、その時は素晴らしい騎乗であったので、今回も期待したいと思います。

馬体も最新の立ち姿を見ると、グッと身が入ってきている印象です。それでも調教ではまだまだな時期の写真ですから、パドックでの馬体には注目したいと思います。

相手関係は、未勝利のダート1600Mにしてはメンバーが揃ってしまいましたが、ここで掲示板以上であれば勝ち上がりが見えてくるような気がしています。

もちろん、スノードラゴンの下で血統的には筋が入ってますので、能力で勝ち切ってくれれば最高です。

がんばれ ウインラザンツ

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