繋ぎに熱感 やはり屈腱炎だったシュテルクストは引退・・・

2021年7月15日

シュテルクスト (ノヴェリスト×マイスフォルテ/BMS:ディープインパクト)
募集価格:1600万 1/40口 栗東 田中克典厩舎



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2021年07月14日 熱感が週が明けても治まらなかったため、7月14日(水)に患部のエコー検査を行いました。その結果、JRA獣医師より左前脚繋部分の浅屈腱炎の診断がくだされました。ここまで問題ありませんでしたが、目に見えないところで蓄積されていた負担が、普段の調教の何かをきっかけに顕在化したものと推測されます。この部分の屈腱炎は、回復により時間を要すことが多いだけでなく、再発の可能性の高さも指摘されます。本馬の症状も重度であったことから、これ以上の現役続行は極めて難しいと判断し、このまま引退させることにしました。
出資会員の皆様におかれましてはまことに残念なことと存じますが、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。また、上述の引退理由から本馬を地方競馬等へ売却しないこともご理解賜りますよう重ねてお願い申しあげます。なお、「ご出資馬の運用終了に関するご案内」を後日郵便にて送付いたします。~サンデーR HP~

やはり屈腱炎でした。

繋ぎに熱感と前回コメントされていたので、屈腱炎の可能性が高いことは判っていましたが、やはり残念です。

目に見えないところで蓄積された負担とありますが、どうでしょう。

そもそも繋ぎが硬くて芝のレースにも使えなかった馬に障害の練習をさせるというのはどうなのか? という疑問は持っていました。

確かに体の使い方が良くなったというのは本当だと思いますが、繋ぎの硬い馬に障害は厳しいのではないかと思います。

もちろん、距離延長は血統から期待が出来そうだったので障害の一流馬になってほしいと期待はしていましたが、同時に障害の負担に耐えられるのかは疑問を持っていました。

そもそも障害のレースに行く時点で、余程脚元が強い馬では無いと、結局は怪我すると思っていますが、おそらく練習だけでも負担は大きいのでしょうね。

4歳という、まだ若い年齢でしたし、やはり障害入りはまだ早かったと思います。

そして、ダメ押しに全く必要のない連闘をしました。

あの連闘で、脚元やばいんじゃないかと思ったのですが、レース後はなんとか無事に放牧に出て安心しましたが、やはりダメでしたね。

簡単に連闘しようとしたり、障害に入れようとする厩舎と言うことが解ったので、残念ながら当分の間はNG厩舎にしたいと思います。

おそらくサンデーRから実績が頭打ちに近い馬を預かれたことで、良いとこ見せようと考えていたと思うのですが、完全に裏目に出てしまいました。

松田厩舎のままであったら障害入りは無かったでしょうし、連闘も無かったと思うので運も無かったのかもしれません。

お母さんがPOG本で表紙を飾るような馬であったのにデビュー出来なかったように、血統的にも弱い所があったこともあると思います。

尚更慎重に行ってもらいたかったのですが・・・

結局12戦しかできなかったのは、残念過ぎます。

やはり20戦は戦ってもらわないと、どうにもこうにも消化不足になってしまいますね。

本当に残念です

無念だ シュテルクスト

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