京都サラブレッドのプラチナ特典をどう使うか検討する
京都サラブレッドのプラチナ会員特典では、入会した年は2口無料特典があります。
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対象は10頭なのですが、すでに3頭が満口になっているので7頭の中から選択する必要があります。
ただ、いくら無料でもらえるといっても活躍しない馬であれば飼葉量だけ損してしまうわけなので、ここは何が何でも勝ち上がれる馬に出資したいと考えています。
まず、京都サラブレッドですが4歳世代が1/3の勝ち上がり率となっています。3歳世代も最終的には30%以上勝ち上がってくると思います。この募集価格で3割の勝ち上がり率は優秀です。
この2歳世代は19頭いますので、おそらく最低でも6頭は勝ち上がってくると見ています。なかなか良い馬が揃っているのと、昨年よりも指導が早そうなので8頭くらいまで勝ち上がってくるのではないかと予想しています。10頭くらい勝ち上がれば凄いことですが、流石にそれは難しいのではないかと思います。
そうなってくると、無料の7頭の内勝ち上がるのは1~2頭という事になると思います。下手するとゼロかもしれませんが、現状の出来からするとゼロという事は無いと思っています。
7頭をじっくり検討したのですが、そのうち4頭を候補にして様子見していこうと思っています。
ルーンサフィール (アドマイヤムーン×タツサファイア/BMS:サクラバクシンオー)
2歳牡馬 募集価格:800万 500口 美浦 奥山武厩舎
体高162cm 胸囲184cm 管囲20.0cm 体重456kg 測尺日9月12日 ⇒ 460kg(3月)
母はJRAで3勝していて、父アドマイヤムーンなので800万は格安です。馬体、馬格、血統構成、さらに動きは◎です。ただ、兄弟が絶望的に走っていません。全兄のシークレットグローはJRAで3戦しましたが未勝利のまま門別に転籍しています。どう見ても芝の短距離血統なのですが、デビュー戦だけ芝でしたが10着で適性なしと判断されたのか、その後はダートにシフトしています。その他の兄弟も全部で6頭いるのですが、地方で2勝しているのが一番活躍しているという事なので、めちゃくちゃ心配です。厩舎は、今年絶好調の奥村武先生なので、厩舎力も加味して1勝はさせてくるのではないかと見ています。馬自体は抜群に良いですし、兄弟が走っていないとしても勝ち上がる確率は高いのではないでしょうか。ただ、この価格帯の馬なので数を使ってもらいたいところですが、奥村先生は数使わないですからね。完全に仕上げて勝負するタイプの調教師で、成績もうなぎ上りですが数を使わないので、回収率は意外に高くならない可能性があります。OP級であれば問題ないのですが、この価格帯の馬としては厳しいような気もしています。とは言え、勝ち上がれない馬を引くぐらいなら、数が少なくても行く価値はありそうです。勝ち上がりだけを考えると本馬が一番可能性が高いと思っているので、他の馬で勝ち上がりを意識できないようであれば本馬に出資する可能性があります。しばらく様子見したいところですね。
ガラシュ(パドトロワ×アマノブラウニイー/BMS:サクラバクシンオー)
2歳牡馬 募集価格:700万 500口 栗東 高橋康之厩舎
体高157cm 胸囲178cm 管囲20.0cm 体重450kg 測尺日9月8日 ⇒ 502kg(3月)
残口ありの中では、一番馬体が良いです。馬格も500kg以上あって、ダートでパワー勝負に持ち込めそうです。母父サクラバクシンオーはルーンサフィールと同じなので当然短距離にシフトしてくると思いますが、パドトロワ産駒なので間違いなくダート馬でしょう。馬体◎、馬格◎、血統は△、動きの方はのっそのっそと歩くので、最悪は牛と言われてしまうタイプなのかもしれません。パドトロワはダンシングプリンスを輩出しており、確率は良くないのですが大物も輩出してきます。兄のイチネンエーグミはすでに3勝していて、父はポワゾンブラックなのですが、同じくミスプロ系というのは心強いところです。他にも地方ですが活躍馬がいるので、ルーンサフィールよりも血統的には安心感があります。心配な点は動画での動きがのっそのっそと運動神経に優れているようには見えません。馬格とパワーで走る馬は動きが重くても大丈夫なのかもしれませんが、やはり減点材料です。イチネンエーグミも500キロ以上ある馬格とパワーで走るタイプなので、そこは期待できます。勝ち上がることが出来れば、成長力も期待できそうなので楽しめそうです。今出資しているダート馬のジェネティクスも母父サクラバクシンオーです。同じように募集時にはのっそのっそと歩いていたタイプだったので本馬にも期待したいです。プライルードも母父サクラバクシンオーです。
テルセイラ(イスラボニータ×ベストレート/BMS:ゼンノロブロイ)
2歳 募集価格:600万 500口 美浦 伊坂厩舎
体高146cm 胸囲169cm 管囲18.5cm 体重413kg 測尺日9月9日 ⇒ 429(3月)
祖母がプロモーションということで、近親には活躍馬がズラリと並ぶ良血馬です。シニスターミニスターの姉は2頭ともに勝ち上がっていて、普通の出来であれば勝ち上がる可能性が極めて高いです。これで600万は確かに安いです。サイズが小さいのが不安要素で、姉のプライムレートやラートリーより小さいのがどう出るかですね。父がイスラボニータなので芝でも走ることが出来れば、未勝利は突破出来そうな気がしています。厩舎も400万の募集価格のデアノヴァを2勝もさせているので、信頼感があります。安い馬でも一生懸命にやってくれそうな期待感があります。ただ、馬体は良く見せていません。そもそも馬格が無いのと、トモが薄いのが気になります。様子を見ながら、サイズアップされてくるのかに注目したいです。不安要素がありながらも、血統の良さで勝ち上がってくる可能性があるので候補からは外せないですね。
ユーヴェリア(オルフェーヴル×ミラクルベーリー/BMS:ファルブラヴ)
2歳 募集価格:600万 500口 栗東 宮本厩舎 4/6生まれ
体高152cm 胸囲174cm 管囲19.5cm 体重407kg 測尺日9月13日 ⇒ 446キロ(3月)
ダートで走ることが解って、再評価されてくるはずのオルフェーブル産駒です。朝日FSで3着に入ったグランレイの下になります。募集時に407キロしかなく、サイズ不足でこの価格なのですが、446キロまで増えてきています。4月生まれでもあり、おそらく普通のサイズになるはずです。これ600万ですか!? 募集時には小さすぎてダートは無理と思われていたようですが、成長したので走れる可能性が高まっています。現状では動きの方は目立っていない様子ですが、期待感はあります。馬体もバランスは悪くないですし、テルセイラよりは良いです。厩舎は宮本先生ですね。過去の出資馬ではドミナートゥス(OP)、ドリームマジシャン(準OP)と3頭中2頭勝ち上がられてくれているので、まずまず安心感があります。安い馬だからと言って扱いは悪くしないと思います。
以上4頭をリストアップしてみました。
4頭ともに勝ち上がる可能性があると思っていますが、現実には4頭勝ち上がることはありえないです。
しかし、この価格で馬を仕入れている京都サラブレッドはなかなかです。4歳世代で18頭中6頭勝ち上がらせた実績は本物ですね。3歳世代も15頭募集で、既に3頭勝ち上がっているので1/3以上の勝ち上がりは達成してくると思います。
安馬の無料特典とは言え、様子見できるメリットを最大限生かして、なんとか勝ち上がれる馬を引き当てたいと考えています。
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