クイーンハーツの21に出資確定 【京都サラブレッド】

2023年2月12日

クイーンハーツの21　(ゴールドシップ×クイーンハーツ/BMS:キングカメハメハ)
募集価格:1500万　5/500口　栗東　佐々木厩舎

今年の2歳の4頭目となります。京都サラブレッドクラブでの初出資です。

本馬はたまたま1口DBで見かけたのですが、直近の成長写真を見て「これは走るんじゃない?」と思った次第です。ただ、京都サラブレッドクラブ自体が怪しい感じがしたので1か月くらい出資まで掛かりました。その間に売り切れたらしょうがないかな～と思っていましたが、良いタイミングで出資できたと思います。

出資理由

①馬体

募集写真を見たときに「ダンシングブレーブが入っているのかな?」と思いました。胸前の感じが独特なのですぐにわかりました。調べてみると、祖母がキングヘイロー産駒のカワカミプリンセスでした。なので妙に納得しました。募集写真の時点ではバランスがあまり良くないので、出資対象にはならなかったと思います。ただ、直近の成長写真はかなり良くなっています。胸前の良さはそのままで、トモのバランスが良くなっています。ゴールドシップ産駒の中でもかなり良いと思います。現在15-15を乗っていて458キロなのでサイズ的には充分です。デビューは460キロ以上で出走できるのではないかと見ています。この成長写真であれば、キャロットの上位の馬と比較しても遜色ないのではないでしょうか。この時期にこのくらいの馬体の馬に出資できるのはメリットが大きいです。期待できる馬体だと思います。

②血統

父はゴールドシップです。世代別のリーディングサイアーでは17年産が15位、18年産が14位、19年産が27位、20年産が20位と安定していて、成長力があるためジワジワと順位が上がっていく感じです。ただトップ10には入ってこないので産駒はリーズナブルな感じになります。飛び抜けた産駒は少ないのですが、タフで堅実なタイプが多く大物もたまに出現します。ユーバーレーベン、ウインキートス、ウインマイティーと牝馬が上位3頭となっていて牝馬に活躍馬が多いのも特徴です。牡馬もそこそこ走っています。母父がキングカメハメハなのは牡馬のブラックホールと同じとなります。母父はキングカメハメハです。昨年まで3年連続でのBMSでトップと素晴らしい成績です。祖母はカワカミプリンセスです。G1ホースなのにかわいそうなくらい産駒が走っていません。これは孫の世代で走るパターンでは? 母はカワカミプリンセスにキングカメハメハという事で超期待馬だったと推測されます。ターファイトで3800万で募集されていたようです。ただ、この血統で3800万は安く、姉が5000万の募集という事からも怪しさ満点だったようです。右足の外向とサイズ(414キロでデビュー)の小ささからだと推測できます。右脚が外向のため小さな牝馬なのにダートで2戦、ダートでは無理と見て芝のレースを使って故障という感じですかね。それでも不向きなダートで4着が2回と能力の高さは見せていたようです。母は未勝利ですが、ポテンシャルは低くなかったと見ています。血統からはここで大物を輩出しても可笑しくない展開では無いでしょうか。

③馬格

体高150cm　胸囲173cm　管囲19.1cm　体重440kg　測尺日9月13日　2月生まれなのに募集時点で体高が150cmなので大型馬にはなりません。現時点でも457キロなので牡馬としては大きくないです。ただ、母の様に小さすぎて走れないという事は無さそうです。450キロくらいでデビューしてくれるのではないかと見ています。

④脚元

菅囲が19.1cmなのでちょっと心配ではあります。ただ脚自体は真っすぐで、母のような危険性は少なそうです。サイズが小さいことが吉と出て欲しいところです。

⑤厩舎

安心安全の佐々木厩舎です。過去の出資馬は全て勝ち上がっています。使いだしも基本的には早い厩舎です。佐々木先生は自分が納得しないと預からない先生なので、本馬も良い馬と判断したと考えられます。過去2年の京都サラブレッドの馬も良い馬のようです。リニューアル1年目はカスターニョという馬で未勝利で2着の馬がいました。怪我で3戦引退となっていますが、京都サラブレッドとしては一番馬を預けた形でした。4歳世代はゼロです。これも佐々木先生らしいです。3歳世代はインジェクションという馬で、体質に難がありそうですが能力は高そうです。この世代も一番馬を預けていると見ています。佐々木先生は数も使ってくれるし、安馬からも大物が出現するので個人的には一番好きな先生なのです。そろそろ定年も迫ってくる頃なので、積極的に出資したいと考えています。

⑥動画

ちょっと驚きました。サンデーRやキャロットでこの動きであれば大人気間違いなしです。動画の動きは参考程度にとどめていますが、可動域が広く、踏み込みが強く、しなやかな動きと繋ぎのクッション性も抜群です。

⑦期待

馬体が良く、血統もなかなか、動きも素晴らしく、馬格も脚元を考えると丁度良い感じです。近況も良さそうなので、期待値としてはOPくらいは行って欲しいと考えています。1500万の募集価格でOPを意識できる馬に出資できるとはあまりないです。ポイントで10%戻ってくるようなので、実は1350万の計算です。お得です。京都サラブレッドのリニューアル後の一番の出世馬はフルムの3勝なので、そこくらいまでは行ってくれると嬉しいです。

過去の初出資の成績は結構いいかんじなんです。タイキメビウスはアイビスサマーダッシ(G3)で3着、シルクは・・・未勝利でした。ラファアンはマイネルスタードがそこそこ頑張ってくれましたし、サンデーRはアルナスラインがG1で2着2回でした。ドリームマジシャンもまずまずでした。キャロットはシヴァルリーで勝ち上がってくれました。ウインはウインクレドでした。新規で入会するときは追加の会費の事も考えるので、当然出資のハードルが高くなっているのが良い結果となっているのかもしれません。

是非とも京都サラブレッドクラブの看板馬になるように頑張って欲しいです。