2023年　京都サラブレッドクラブ募集馬　新規検討②関西牝馬

2023年10月7日2023年10月13日

ホワイトフローラの22(デクラレーションオブウォー/BMS:スズカフェニックス)
募集価格:1300万　500口　栗東 佐々木厩舎　03/26生

体高150cm　胸囲170cm　管囲18.6cm　体重413kg　測尺日9月12日

北枕セレクトです。相変わらず歩様の良い馬を見つけてきます。走るかどうかは別ですが、走るファクターの一つである歩様の点では心配がありません。馬体のバランスはまずまず良いです。動画での静止画が無いので馬体の良さを確認する術が少ないことが不満ですが、トモの容量もまずまずで魅力があります。母は金沢で8勝していますが、中央では未勝利でデビューも402キロでしたから血統的にはかなり厳しいです。母の兄弟にハヤブサナンデクンがいるので全く足りないわけでは無さそうです。本馬は現時点で413キロなのでそこまで小さくは無いと思いますが、体高が150cmなので大きくはならないでしょう。佐々木厩舎なので早めにグリーンウッドに移すでしょうから育成は問題ないと思います。JKは永島騎手かな? 菅囲が18.6cmなんて馬は個人的には出資したことが無いのでリスクは高めです。怪我が無ければ勝ち上がって楽しめるのでは無いかと見ています。

ボナデアの22(エスポワールシチー/BMS:ルーラーシップ)
募集価格:1000万　500口　栗東 安達厩舎　02/16生

体高153cm　胸囲178cm　管囲20.0cm　体重440kg　測尺日9月11日

馬体写真見ると大型馬かと思いましたが、サイズは丁度良い感じです。バランスも良く筋肉質な馬体は今回の募集馬ではNo1では無いでしょうか。動きはダート馬らしくもっさりとはしていますが、まずまず力強さはありそうです。ただダートの牝馬は使えるレースが限られますからね。牡馬なら即出資かなと思います。とは言っても2勝Cくらいまでなら牝馬限定もあるので上を目指さなくて回収重視であればアリのような気もします。恒例のエスポワールシチー産駒からの安達厩舎なので悪くないですね。近親に大物がいないのですが、ボナデア自身が山上氏の持ち馬でコンコルディアの仔なので堅実な活躍はありそうです。JKは水口騎手が有力でしょう。

クリノクロフネの22(レッドファルクス/BMS:クロフネ)
募集価格:550万　500口　栗東 宮本厩舎　02/28生

体高155cm　胸囲177cm　管囲19.2cm　体重446kg　測尺日9月12日

クロフネっぽいところはあるので好きです。ただ、血統が悪すぎます。このくらいの血統では中央で活躍するにはハードルが高すぎますので見た目は悪くないのですが、出資は様子見が妥当です。動画は北枕セレクトにしてはキレのある動きをしていませんでした。パワー型かもしれないのでダート馬に感じます。馬体と馬格は素晴らしいですし、宮本厩舎は安馬でもあまり邪険な扱いが少ないと思っているのですが、過去の京都サラブレッド所属馬のアピート、ステラートともに3戦のみで見どころ無し、工夫も無しのファンド解散だったのを見ると京都サラブレッド馬の扱いが雑な感じがします。本馬も能力が無いと同じような扱いになるかもしれません。安馬チャレンジで勝ち上がりを目指せる可能性がありますが、調整過程が順調なことが条件です。条件付きで関東牝馬では3番目の位置づけで継続して様子見したいところです。

関西牝馬の候補は3頭に絞って検討していきたいです。