最後のチャンスが貰えた フラッシュキューブ

フラッシュキューブ(ダークエンジェル×プペフラッシュ/BMS:Elusive Quality)
3歳牡馬 募集価格:2800万 1/40口 美浦 堀厩舎 4/12生まれ

2023年05月04日 左前肢の歩様がなかなか改善されてこないため、きょう4日(木)に美浦TC内診療所でレントゲン検査を行いました。その結果、左前トウ側手根骨を剥離骨折していることが判明、JRA獣医師より全治6ヵ月の診断が下されました。本馬は昨年5月に両前脚トウ側手根骨の小さな骨片を除去する手術を行いましたが、今回も同じ箇所を骨折していることが分かりました。JRA獣医師によると「剥離した骨片は比較的大きく、左前第3手根骨にも損傷が認められます。骨折としては重度の部類で、予後を考慮すると手術した方がいいでしょう」とのことです。
現状を踏まえて堀調教師、牧場関係者と協議し、患部の手術を行ったうえでの現役続行を選択いたしました。体質の弱さはあるものの、育成過程の動きから高い素質を感じている馬です。まずは骨折箇所の完治を待ち、地方競馬で中央再登録の条件を満たしたのち、中央復帰を目指したいと考えています。会員の皆さまには長いお時間を頂戴することとなりますが、本馬の素質開花を願っての選択ですので、何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。なお、骨片除去手術は美浦TC内診療所で行う予定です。~社台HP~

4月後半に入厩して、いよいよデビューか!?という所まで来たのですが、歩様が悪くて追切に移れませんでした。残念ながら剥離骨折とのこと。この時点で地方からのデビューが決まりました。



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通常だと、ここでファンド解散の可能性が高いのですが素質を評価されてファンド継続となりました。

馬格があって、馬体重もある馬なのでリスクが高いです。

出資時にはここまで大きくなるとは想定していなかったのですが、やはり大型馬は避けるべきだったかもしれません。ただ、小さいよりは大きい方が走るのは間違いないのですが、本馬の場合は兄弟もデビューしていない馬がいたりしていたので選考から外すべきだったと反省はしています。

2023年05月13日 予定どおり、11日(木)に骨片除去手術を行いました。手術は無事に終了しており、引き続き入院馬房で経過を観察しています。堀調教師は「左前トウ側手根骨と左前第3手根骨の2か所の手術は無事に終了しました。JRA獣医師によると『左前第3手根骨は思っていた以上にダメージがありました。復帰まではかなりの時間を要する見込みで、また、復帰したとしても同じ場所にダメージを負う可能性は否定できません』とのことでした。経過観察しながら、全治期間や今後の方針について改めて相談、検討いたします」と話しています。~社台HP~

手術の終了した時点では、思っていたより重賞だったことが判明しました。

おそらくこの時点ではファンド解散が濃厚になっていたのでしょう。

2023年05月17日 手術後も健康状態は安定しており、あす18日(木)に抜糸する予定です。堀調教師は「ヒザの骨折であれば全治6ヵ月の診断が通常ですが、トウ側手根骨の骨片摘出に加え第3手根骨の損傷も範囲が大きく、全治9か月の見舞金が確定しました。出走前に大きなダメージを負っただけに、しばらくは安静に努める必要があると思います」と話しています。~社台HP~

見舞金が下りることが確定したためファンド継続となったようです。

怪我したのが入厩後かどうか微妙な時期だっただけに見舞金が下りないのではないかと見ていたのですが、見舞金がもらえることになりました。おそらく見舞金なしであればファンド解散だったのではないでしょうか。

まさに「九死に一生を得る」状態でファンド継続です。

直近の馬体なんかは素晴らしいですし、チャンスを頂けてとても嬉しいです。

本馬の場合は既にセン馬になっていますし、体質が強化される古馬まで待ってもらえれば覚醒する可能性は残されているのではないかと見ています。

70万円+維持費があっさり溶けたのか・・・という所でしたが、もう一度チャンスがいただけました。

是非とも、この幸運を活かしてもらいたいです。

がんばれ フラッシュキューブ

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