ジェネティクス　5勝目 (第8戦 ・りんくうS・OP)

2020年12月6日

ジェネティクス(サウスヴィグラス×ソラコマチ/BMS:サクラバクシンオー)
募集価格:2000万　4/400口　栗東 西村厩舎

20/12/6 　西村厩舎　６日の阪神競馬ではスタートから押して先手を奪い、リズム良く逃げる。そのまま直線を向き、半ば過ぎで後続を競り落とすと、最後追い込んできた２着馬をわずかに制して優勝。「ありがとうございました。最後はヒヤヒヤしましたが、よく勝ち切ってくれました。吉田隼騎手は『３～４コーナーで外から来られて早めに動かざるを得なかったけれど、最後までしっかりしていました』と話していました。砂を被らないようにと、手前を上手く替えさせてほしいという指示はしていたのですが、ちゃんと手前も替えていましたし、自分の形に持ち込むいい乗り方をしてくれたと思います。これからは相手も強くなりますが、しっかり調整してさらに上を目指していきたいと思います」（西村師）昇級戦とあって簡単な競馬にはならないと見ていましたが、内枠を利してスムーズに運べたこともあり、きっちり勝ち切ってくれました。これからは重賞戦線が主戦場になってきますが、伸び盛りの４歳を迎えますし、さらなる活躍を期待したいと思います。この後は一度放牧に出す予定です。～キャロットHP～

写真判定まで持ち込まれましたが、際どく勝ち切ってくれました。

お見事です、吉田隼人騎手

直線でマッチレースとなった2番人気のコパノフィーリングを競り落とした後もムチで追い続けてくれた騎手のおかげで鼻差で勝ってくれました。

抜け出したのに2回連続で差し切られたセファーラジエルの騎手に「油断しない騎乗」を教えてあげてもらいたいくらいです。

しかし、1番人気にこたえての勝利はうれしい限りです。

1番人気とは言ってもOP昇格初のレースでしたから、その実力が通用するのかどうかは未知数でしたし、OPクラスの馬たちなので持ちタイムや上りのタイムも素晴らしい馬がそろっていましたので半信半疑なところはありました。

昇級初戦の馬が1番人気でしたので、結果からするとメンバーは低調であったのかもしれませんが、ここで勝ってくれるということはダート先生の中にあっては大きいと思います。

総合評価:★★★★★/ 勝ったので満点評価です。

臨戦過程:★★★★★/盤石の調整で調教も満点。JKもG1の裏開催の中で吉田隼人騎手を手配してくれていました。＋2キロと間隔があいているのにしっかりと仕上げるあたり、陣営は本当に優秀です。

騎乗評価:★★★★★/テン乗りでしたが、ジェネティクスの手前をかえない悪い癖をしっかりケアしてくれていたのが嬉しいですね。マイネルポンピオンの2007年以来13年ぶりの愛馬での勝利となります。

馬頑張り:★★★★★/昇給のレースでしたが押し切ってくれました。素晴らしいファイトでした。

この賞金で地方に行けるのか詳しくは無いのですが、ダートの場合は賞金を積み上げることによって地方転戦も可能になりますので、この勝利は価値が高いと思います。

とにかく、血統虫の馬体だけで出資したうまで、ここまで勝を重ねてくれるとは予想以上でもあり嬉しい限りです。

同じく、馬体最優先で出資した今年のキャロットの地方馬のアンソロジーの19にも期待が出来そうな予感もします。くしくも母父サクラバクシンオーと言うところも同じなんです。

この後は放牧のようですが、次はどこを使うのかに注目したいですね。

次は重賞に挑戦でしょうか。

来年はさらなる活躍に期待　ジェネティクス