プペフラッシュの20 出資理由

プペフラッシュの20(ダークエンジェル/BMS:Elusive Quality)
募集価格:2800万 40口 美浦 堀厩舎  4/12生まれ 158/174/21.0cm/441kg

サンデーRに出資希望でしたが、今年も大激戦が展開されていたので低実績の管理人としては、この大激戦を回避して社台で頑張ってくれそうな馬に方向転換しました。



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サンデーRの馬で出資するためにはなにかしら妥協しなくてはならなかったのですが、社台に目を向けるとほとんど妥協せずに選べる天国状態でした。

社台/サンデーRの出資時期は他のクラブより早いため、馬体で選ぶのが少し難しいです。キャロットの時期と比べると馬も幼いので本当に難しいのですが、この後の成長など見越しながら選んでいきました。

今年は社台/サンデーRの牡馬、牝馬と満遍なく馬を見る時間もありましたし、ツアーも無かったのでパソコン上でじっくりと選馬出来ました。クラブごとに関東・関西・牡馬・牝馬と分けてその中から馬体の良い馬をリストアップ、その後は価格、動画、厩舎、血統と絞っていくわけですが、最終的には票数が絡んでくるので、絶対欲しい馬に出資できるわけではありません。毎年「これだ」と思う馬はやっぱり大人気してしまいますので、人気の盲点になっている馬から選ばなくてはならないので社台/サンデーRでのドラフトは骨が折れます。

出資理由

①馬体

本馬の良さはバランスだと思います。とにかくマイナスポイントがほとんどありません。血統的には短距離血統ですが、これだけバランスが良ければマイルまでは持つと見ています。一つ一つのパーツも絶妙です。やはり活躍馬を振り返ると、ほとんどの馬がバランスが良いです。例えば小さすぎるかなとか、大きすぎるかなと思っていた馬でもバランスの良い馬は結果的に走ってきています。胸前の筋肉も素晴らしいので、やはり距離の長い所よりは短いところかなとは思います。トモの張り大きさ、筋肉の付き方も悪くありません。調教しながらトモがさらに大きくなれば大物になるかもしれません。脚元もすっきりしていますし、皮膚感も良いので馬の体調も万全そうです。

②血統

父はダークエンジェルで日本では馴染みが薄いです。ただし海外での種付け量も750万くらいと高額で、G1ホースも7頭?以上いるようで、短距離の化け物クラスのバターシュも輩出しています。やはり1200~1600くらいでパフォーマンスが高そうです。芝、ダートと産駒はどちらも走っているので、日本では芝からスタートだと思いますが、もしかするとダートに行く可能性もありそうです。母のプペフラッシュはフランスの芝の中距離で走っています。なので血統配合からは芝のマイルが本馬のベスト条件かと思いますが、母父はElusive Qualityで、もともとダートで走るミスプロ系なのですが、母父としてはダート馬が多いのでダークエンジェルとの配合だとパワー型の馬になる可能性が高そうです。この配合であればスピード不足が原因で下級条件で苦労することは無いのではないでしょうか。スピードとパワーは血統からも期待できそうです。あとは、瞬発力が備わるかどうかですね。

③馬格 4/12生まれ 158/174/21.0cm/441kg

体高も高いですし、ツアーで見ることが出来たら見栄えのする、迫力満点の馬だったんじゃないかなと思います。ツアーがあったら出資できないくらいの人気になっていたかもしれません。デビューは500キロを少し切るくらいになると思いますが、最終的には520キロくらいにはなるかもしれません。大きすぎず、でも馬格のあるベストのサイズだと思います。これであればパワー負けすることは無さそうです。やっぱりダートも行けてしまうかもしれません。

④脚元

すっきりとしたリスクの少ない脚元だと思いました。菅囲も太いので、大型馬ですが不安は少なそうです。そう期待したいです。これまで、ずっと馬の脚元に関しては形状をすごく気にしていましたが、結局は脚元の強さは遺伝の部分が大きいと考えるようになりました。持ち込み馬で、兄弟の状況がわかりづらいのがちょっと心配なところではあります。母は4歳までしっかり走っています。兄は2018年産が社台で募集されていましたが故障により募集中止となっています。原因は不明です。ここは心配なところです。

⑤厩舎

超一流の堀厩舎です。いまさら説明不要のトップ厩舎ですが、今年はサンデーRの募集馬では堀先生はいませんでした。なにやらトラブルでもあったのかと勘ぐってしまいますね。この後のシルクやキャロットでも預託がなければノーザンFから距離を置かれてしまうかもしれません。今のところ、転厩とかは無さそうなので、ちょっと気になります。ただ、社台やG1では引き続き預託されているのでトラブルがあったとしてもノーザンFだけなのでしょう。腕に関しては間違いのない厩舎ですし、某先生の様に出走回数が極端に少ないことも無いようです。モーリスやキンシャサノキセキの様にスペシャリストに育ててくれれば最高です。

⑥動画

基本的には動画の動きはあまり重要視していません。そもそも短時間の動画なので、動きだけで能力を測るのは難しいと考えています。ただし、2枚目の写真としては重要ですし、繋ぎのクッション性や飛節の伸びなどチェックしなくてはならないところもあります。動画の印象としては繋ぎのクッション性も問題なしです。以前シュテルクストで見逃してしまって芝血統なのに、繋ぎが固いためダートしか走らせてもらえないというミスをしてしまったので、ココは重要かもしれません。飛節も伸びますしクッションもあります、筋肉の柔らかさは伝わってきます。可動域も広そうなので、動きは重要視しませんが悪くないと思いました。まぁもっさりして、可動域も狭いと思った馬のデビュー戦のパドックを見ると別馬の様になっているケースがたくさんあるので、そこで外すのは得策ではないと感じています。ジェネティクスなんかはそんな感じでした。

⑦期待

社台ですが、運よく上位の馬になれそうで、素質のありそうな馬に出資できたので期待は大きいです。重賞で勝ち負けになるような馬になってもらいたいですね。出来ればNHKマイルに出走できるような馬になってもらいたいです。

がんばれ プペフラッシュの20

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