京都サラブレッドクラブに入会してみた!!

2023年8月4日

最近名前が売れてきている?「京都サラブレッドクラブ」に入会しました。以前は「ニューワールドレーシング」という名前でしたが、2018年産の途中からリニューアルしているようです。当時は40口募集で、高額馬をそろえていましが成績はさっぱりで、そのころの会員さんからすると詐欺にあったような感覚のようで、各所の掲示板など見ると散々な評判のようです。



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しかしながら、リニューアルした2019年産は平均募集価格が706万でありながら18頭中6頭の勝ち上がりを上げています。これは、長らく一口やっている管理人からすると驚異的な成績だと思いました。

出世頭のフルムは1000万の募集価格で3勝、デアノヴァは400万の募集価格で2勝となっています。400万の募集馬で2勝も出来れば、痛快感はこの上ないでしょうね。さすがに、今後は400万の馬は募集されないかもしれませんが、今後も1000万前後の馬を募集していくのではないかと見ています。現在の募集でも大半は1000万以下となっています。

とは言っても、すぐに飛びつくのは危険なのでじっくりと調査をさせてもらいました。

大物出現はあるのか!?

頭数がいるので、いずれは出会いがしら的に出現すると思いますが、狙っての大物は出てこないと思います。そもそもそう言った価格帯の馬を募集していません。重賞で活躍する馬を持ちたいのであれば避けなければいけないクラブです。シルクやキャロットに入会をお勧めします。「条件戦の勝ち」で喜べる人でなければ入会しない方が良いでしょう。ちなみに管理人は条件戦の勝ちで大変喜べます。

そもそも代表が変わっていない。クラブとして大丈夫なのか? ⇒ 2023年7月に変更

クラブがリニューアルしているのですが、以前からのマイケルタバート氏が京都ホースレーシングの代表のままなのです。外から見ると「名前が変わっただけなのでは?」という疑惑が残ります。名前が変わっても実情が同じというのは、どの世界でも良くあることです。マイケルタバート氏がかかわっている以上信用できないという掲示板の書き込みも多いようです。ただ金銭的なかかわりは判りませんが、クラブ運営という観点からはほとんど前面には出てこなくなっています。現在は京都サラブレッドクラブ代表、山上氏が主導で運営しているようです。山上氏は医師であり、医療グループを経営しており事業を拡大させています。経営という観点からはかなり優秀であると思います。堅実な経営をしているので、すぐに破綻するとは思えません。当初は事務的なミスが多かったようですが、現在は事務的なミスも少なくなっているようです。(一応は金融商品なのでミスは困るんですけどね。)

騎手が偏っているが・・・

基本的には関西は水口騎手、関東は宮崎騎手が主戦となっています。それ以外の騎手も騎乗するのですが、かなりの割合がこの2人となっています。水口騎手は騎乗回数が少ないですが、結構上手いです。今更ですが、ブレイクしそうな感じはします。宮崎騎手は普通ですが、続けて騎乗できるメリットはあるようです。外国人騎手とか上位の騎手に乗ってもらいたいのであれば入会してはいけないクラブだと思います。ウイン・ラフィアンでも丹内騎手とかお決まりの騎手が多く騎乗します。今でこそ丹内騎手は上手くなりましたが、以前は本当に酷いものでした。正直なところ、以前のたんないさんよりは水口騎手も宮崎騎手も良いと思います。会員の中でも水口騎手の評価は悪くないようです。

会費が高すぎるのでは?

会費はなんと現時点で4種類あります。以前はゴールド会員というのがあり3300円の月会費で1500Pのポイントバックがある魅力的な会費があったようなのですが、現在は無くなっています。リニューアル直後の会員を増やすためのお得なものだったようです。ただ、最初に入った会員はずっとゴールド会員の特典が利用できるようなので羨ましいです。

管理人が入ったのはプラチナ会員で5500円/月となっています。一瞬悪徳な予感がしますが、実際は2500Pのポイントバックが毎月あるので実質3000円/月となります。さらに毎月の支払の請求書をなくせば100Pのポイントバックなので、実質2900円/月の会費となります。

また、5口以上の申し込みするとプラチナ会員は10%のポイントバックがあります。今回はクイーハーツの21を5口申し込みしたので15000Pが付く予定です。さらにプラチナ会員だと新規は2口、2年目からも1口の無料提供馬がプレゼントされるので場合によっては月会費はかかりますが、かなりお得になります。プラチナ会員の会費は高いですが、今後会員数増えても新規出資の時に優遇枠があったり、口どりの際も優遇枠があるようです。残口が多いう馬の場合は5%~20%のポイントバックがあるので馬に寄っては最大30%ものポイントバックが期待できます。

5口以上申し込むならプラチナ会員が最高にお得です。このプラチナ会員も500名限定とのことなのでいずれ無くなることになっています。入会するのなら今です。(ちなみに、現時点では結構枠は余っているようでした。)

ベーシック会員は会費:月1,650円(税込)、2世代以上出資:月2,200円(税込)となっています。継続していくと2200円/月となります。ウインだと2000円/月なので同じくらいです。最近の新規のクラブの会費は安くなっている傾向です。ちなみに社台/サンデーとキャロットは3300円/月です。プラチナ会員でもベーシック会員に移行は出来るようなので、継続しないとなれば一旦ベーシック会員に下げることになりそうです。

ベーシックフィリー会員というのもあります。牝馬限定の会員で会費:月1,100円(税込)、2世代以上出資:月1,650円(税込)となっています。牡馬にも出資すると自動的にベーシック会員になるようです。

さらにベーシッククリアランス会員というのがあり、4月1日時点で250口の残口がある馬であれば、会費:月550円(税込)、2世代以上出資:月1,100円(税込)で出資が出来ます。

金貨などの副賞は還元されない

社台/サンデーやキャロットなどでは、優勝したときの副賞の金貨とかも売却されて会員に分配されるのですが、それは無いとのことでした。以外に大きな金額なんですけどね。経費がギリギリで分配できないのかも・・・。ウインも分配されていないので致し方ないとは思うのですが・・・。

HPでは勝ち上がれなくても南関東に移籍するとなっているが・・・

なんと、そんな馬は実在しませんでした。現時点では地方競馬の馬主資格を有していないので南関東への移籍は不可能なようです。なので他のクラブでも以前はよくあった「再ファンド」方式を取っています。地方馬主の資格が下りないようなので、財務的にヤバいことになっている可能性はあります。しばらくは地方競馬の馬主資格は取れないような気がします。おそらく借金経営が解消されてからでは無いでしょうか。個人的には早く地方競馬馬主資格を取って欲しいものです。

馬の仕入れは

牧場系、バイヤー系、複合系とあると思いますが、いわゆるバイヤー系の1口クラブとなります。仕入れは基本的に山上氏のネットワークを駆使して募集馬を確保している様子です。企画ものとして血統評論家の望田潤の選んできた馬がいたりします。他には協力牧場のような形でグランデファーム、高橋ファームの募集馬がいます。当初はセールで馬をそろえていく方針だったようですが、セール馬の価格高騰の影響で庭先中心にそろえているようです。ダート短距離を中心にスペシャリストを揃えることで勝ち上がり率を上げてく方針のようです。個人的にはダート短距離は出走頭数が多く、レースの数が使いずらくメリットが少ないと思っているのですが・・・。山上氏的にはダート短距離に特化した種牡馬や馬体の馬であれば勝ち抜けると考えているようです。実際に個人の馬でもそのように結果を出してきているようです。セリで購入した馬を見ると1頭につき300万くらい乗っけている感じです。(最初だけかもしれませんが・・・)

馬の育成は

馬の育成は加藤ステーブルとグランデファームが中心です。加藤ステーブルの馬が走っていないと掲示板ではざわついています。しかも出資した馬が加藤ステーブルなのでちょっと心配です。今年の加藤ステーブルはすでに15-15に入っています。昨年より5か月くらい早くなっているので3歳馬の反省が活かされていれば良いな~と思っています。

結論

募集馬の価格は全クラブでも一番安く、直近の勝ち上がり率は33%とまずまず。比較的レベルの低いダートの短距離で活躍できる馬を仕入れて勝ち上がり率を高める。こんな感じですか。

個人的には「安馬で完全回収を目標に出資して楽しむ」というスタンスはピッタリで、このくらいの勝ち上がり率(33%)を達成してくれるのであれば、「あり」と思っています。

※入会後まだ日が浅いので、継続的にこのページは改定していきたいと思います。

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